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» 2006年05月31日 00時00分 UPDATE

SEの食事:コンビニでの買物指南

SEはとにかく激務だと聞きます。「3日間寝てない」なんてこともあるとか。これでは体も悲鳴を上げるというもの。せめて食事くらいはキッチリ取りたいものです。

[吉岡享子,ITmedia]

 毎日自炊して、きちんとした食事を取るにこしたことはありません。でも、心底疲れてしまったら、とても料理どころではないはず。そんなときは無理せず、コンビニエンスストアに頼りましょう。選び方をくふうすればそれなりに健康的な食卓になります。

 SEさんたちを取り巻く、「とにかく激務→疲れている」「ストレスが多い→胃が悪い」「夕飯の時間が遅い→太りやすい」といった生活環境をふまえながら、おすすめの献立を考えてみました。買物する際の参考にしてみてください。

shokuji4.jpg コンビニでも健康的な食卓を

ごはん

 糖の吸収の早い、おにぎり、レトルトのおかゆなどのごはんもので、疲労を素早く回復させましょう。味は「梅」をチョイス。カロリーが低いことに加え、梅干しの酸が消化吸収を助けてくれるため、胃もたれしません。とはいえ、ちゃんと噛まずに食べると、せっかくの酸の働きも台無しです。よく噛んで、ゆっくり食べるよう心掛けます。

汁物

 みそ汁などの温かい汁物は、心身ともにホッとさせてくれるもの。また、太りすぎの気になる人は、食事の前にまず汁物を飲んで、空腹をある程度落ち着かせておくと、食べ過ぎを防ぐことができます。カップ入りのもので充分ですが、野菜や海藻などが入った、具たくさんのものがいいでしょう。

 第1回目でも触れましたが、卵にはレシチンという物質が含まれており、疲れているときには最適です。卵は「完全食品」と呼ばれるほど、人間に必要な栄養素がまんべんなく含まれているので、1日1個をめやすに食べるようにしましょう。ただし、コレステロールが多いので、逆に1個以上は食べないように。また、卵は半熟の状態が、いちばん消化されやすいので、胃の調子の悪い人は、温泉卵を選びます。

とうふ・納豆・枝豆

 これらの大豆製品も卵と同様、レシチンが豊富。また、うれしいことに、コレステロールはゼロに等しいので、どれも安心して食べることができます。さらに、納豆は、食物繊維が豊富なうえ、血液サラサラ効果も。枝豆に含まれるビタミンB1はアルコールの分解を促進し、コリンは肝臓の働きを助けるので、酒の肴(さかな)にするのは理にかなっているといえます。

炭酸水(無糖)

 疲れた日は、ビールの1杯でも飲みたいところ。少しくらいなら差し支えありませんが、やはり飲み過ぎは考えものです。そこでお勧めなのが、無糖の炭酸水。お腹が膨れて満足感が出るうえ、梅干しと同様、消化吸収を助ける働きもあります。以前は輸入品が多く、値段も高めでしたが、最近では国内メーカーからも発売されるようになり、廉価でおいしいものが増えています。

 これらのカロリーを全部たしても、500kcalほど。真夜中でなければ、もう少し食べても大丈夫です。好みの惣菜を1〜2品プラスしてもいいでしょう。脂っこいものはなるべく避け、この献立の中で不足している、野菜中心のおかず、くだものなどを選ぶとベストです。

 これまで4回にわたり、SEの皆さんに最適と思われるメニューを紹介してきました。でも、いつもいつも、健康のことばかり気にして食べていては、余計にストレスがたまってしまいます。「今週は忙しくて外食ばかりだ」「ファーストフードが無性に食べたい……」たまにはそんなときがあったって構いません。ただ、時々でいいですから、自分の体のことを考えた食事をしてみてください。きっと体調もよくなって、今よりもっとバリバリ働けるようになるはずです。

吉岡享子 料理系雑誌の編集者。食や栄養に関するテーマを中心に記事を書いている。趣味は料理だが、実はかなりの偏食傾向あり。「紺屋の白袴」とはまさにこのことか。



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