Microsoftのクラスタ用OSがRTMに

Microsoft初のクラスタ用OS「Windows Compute Cluster Server 2003」が製造工程向けにリリースされた。8月に正式提供を開始する。

» 2006年06月10日 07時23分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは6月9日、同社初のクラスタ用OS「Windows Compute Cluster Server 2003」の製造工程向けリリース(RTM)を発表した。8月に顧客向けの提供を開始する。

 同社によれば、Windows Compute Cluster Server 2003は信頼性の高い高性能コンピュータ用プラットフォーム。簡単に導入、運用、既存のインフラ/ツールとの統合ができる設計になっている。

 評価版はMicrosoftのサイト経由で即日提供を開始し、米ボストンで11日から16日から開かれるMicrosoft Tech.Ed 2006でも配布する。

 正式版はボリュームライセンスおよびOEMライセンスを通じて販売する。ボリュームライセンスチャネル経由の推定価格はノード当たり469ドルとなるが、ライセンスやボリュームに応じて変わってくる。

 対応ソフトとハードは年内にパートナー各社からリリース予定。AMD、Broadcom、Cisco Systems、Dell、富士通、日立、HP、IBM、Intel、NECなどの各社が製品を投入する。

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