セキュリティフライデーがファイルサーバアクセスログ収集ツールの廉価版

セキュリティフライデーは、中小規模向けのファイルサーバ専用アクセスログ収集システム「VISUACT-F」を発表した。

» 2006年06月22日 19時56分 公開
[ITmedia]

 セキュリティフライデーは6月22日、中小規模向けのファイルサーバ専用アクセスログ収集システム「VISUACT-F」を発表した。

 同社はこれまで、企業ネットワークのパケットを収集し、いつ、どのユーザーがファイルサーバにアクセスし、どういった操作を行ったかのログを生成するシステム「VISUACT-G」を提供してきた。スイッチのミラーポートに接続するだけで利用でき、既存のシステムに変更を加える必要がないことが特徴で、サードパーティのログ解析ツールを連携させれば、さらに詳細な解析が可能だ。

 新製品のVISUACT-Fは、VISUACT-Gの機能を引き継ぎつつ、対応ネットワークを100Mbpsに限定することで低価格化を図ったもの。これにより大規模ユーザーだけでなく中小規模企業でもファイルサーバのアクセスログを取得し、内部統制の構築を支援できるとしている。

 価格は、VISUACT-Fは1ライセンス当たり38万円、VISUACT-FXは98万円。6月30日より販売を開始する。

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