ジュピターテクノロジー、小規模企業に特化した迷惑メール対策サービスを提供

ジュピターテクノロジーは、小規模企業を対象としたマネージド型の迷惑メール対策サービス「スレットウォールアンチスパムレンタル」を開始した。

» 2006年06月22日 19時57分 公開
[ITmedia]

 ジュピターテクノロジーは6月20日より、小規模企業を対象としたマネージド型の迷惑メール対策サービス「スレットウォールアンチスパムレンタル」を開始した。

 スレットウォールアンチスパムレンタルは、米eSoftが開発したセキュリティアプライアンス製品「eSoft ThreatWall」をレンタルし、迷惑メールを排除するサービスだ。

 小規模企業では、自社でメールサーバを運用する代わりにISPのホスティングサービスを利用するケースが多い。同サービスでは、顧客ネットワークにインラインでeSoft ThreatWallを設置し、独自のPOP3プロキシ機能を用いてクライアントからのメール受信要求を代行。アプライアンス内の一時保存エリアに格納してメールの迷惑度を判定し、フィルタリングを実施する。同時にウイルスブロックも行う。

 初期設定などはジュピターテクノロジーが行うほか、ソフトウェアやスパムメール判定の基準となるデータベースは自動的にアップデートされるため、導入/管理の手間をかけることなくスパム対策を行える点がメリットだ。また、eSoft ThreatWall自体が自己学習機能を備えているため、運用を継続するにつれてスパム識別精度が向上するという。

 スレットウォールアンチスパムレンタルの料金は、プランAで初期設定費用が20万円、月額料金は2万9800円。プランBの場合はそれぞれ10万円、4万9800円。いずれもメールアカウント数は無制限で、最短1カ月から契約できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ