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» 2006年07月24日 08時00分 UPDATE

備えは万全? サーバの災害対策:第3回:マシンルームにある落とし穴をチェックする (1/4)

サーバにとって居心地が良いのはオフィスよりもマシンルームである。だが、マシンルームを過信してはいないだろうか。例えば、セキュリティを重視して地下に設置されたマシンルーム。そこが局地的な豪雨に見舞われて水没し、すべてのデータを失ったという泣くに泣けない事例もある。安全に思えるマシンルームであっても、危険が潜んでいないとは限らないのだ。

[高橋隆雄, 松井一朗,ITmedia]

Check Point 7:地下や1階にマシンルームがないか?

 あなたの会社のマシンルームは、地下や1階に設けられていないだろうか?

 一時期、邪魔なマシンルームを地下に設けるのが、流行したことがある。しかし、これはディザスタ対策の面で問題がある。地下であっても空調さえ入れておけば使えるし、そもそもマシンルームに窓は不要だから良い考えに思える。ではなぜダメなのかというと、水害の危険があるからである。洪水に限らず、局地的な豪雨による浸水、あるいは地震に起因する水道管の破裂といった水害が発生すると、当然ながら水は地下に流れ込む。このため、マシンルームが水没したという事件が過去に頻発したのだ。サーバなどのコンピュータ機器は、水害に遭うとほぼ全滅する。また、バックアップメディアも汚れた水によって汚染されるので、高度なクリーニングを施さないと使えなくなってしまう。

 同様に1階も危険である。床上浸水でもしようものなら、地下同様に被害が発生してしまう。コンピュータ機器は、完全に水没しなくても、部分的に水没するだけで機能を果たさなくなってしまう。だから、地下であっても1階であっても、そのリスクは地下とほぼ等しいと言えるだろう。

 マシンルームのエアコントラブルも危険である。エアコンの排水経路が詰まり、室内機から水が漏れることがあるのだ。筆者にも、エアコントラブルでマシンルームのフリーアクセスフロアの下が水浸しになった経験がある。幸いにもマシンそのものが濡れる事態には至らなかったが、エアコンの状態には日ごろから注意しておきたい。フリーアクセスフロアの下に漏水センサーを設けておくのも、予防策として有効だ。

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