インターコムがASP形式のセキュリティサービスをリニューアル

インターコムは、ASP形式で展開しているセキュリティサービス「SHILDIAN NETservice」をリニューアルした。

» 2006年08月08日 09時25分 公開
[ITmedia]

 インターコムは8月8日、ASP形式のセキュリティサービス「SHILDIAN NETservice」をリニューアルした。ISPやECサイト、ホスティングサービス事業者などのサービスプロバイダー経由で、月額課金制の形でエンドユーザーに提供される。

 SHILDIAN NETserviceは、インターコムのデータセンター側に設置されたサーバ側でウイルスやスパイウェアの検出/駆除やパーソナルファイアウォールといった機能を提供するASP型のサービス。アンラボのセキュリティ製品をベースにしており、ソフトウェアのインストールやアップデートといった作業が自動的に行われ、エンドユーザーの手間が少なく済む点がメリットだ。

 リニューアルに伴い、サービス体系を3つに編成し直した。スパイウェア専用の対策機能を提供し、他社製ウイルス対策ソフトウェアとの共存が可能な「AhnLab SpyZero 2007 ASP」、ウイルス対策とシステム最適化、ファイアウォールやIPSによるハッキング対策、個人情報保護といった機能を提供する「AhnLab V3 VirusBlock Interet Security 2007 ASP」、これら2つの機能をすべて統合して提供する最上位バージョンの「AhnLab V3 VirusBlock Internet Security 2007 Platinum ASP」だ。

 インターコムでは同サービスを、一般ユーザーのほか、セキュリティ担当者や情報システム部門を持たない中小企業やSOHOにも販売していく。価格はサービスプロバイダーごとに異なるが、AhnLab V3 VirusBlock Interet Security 2007 ASPが月額210円前後、AhnLab V3 VirusBlock Internet Security 2007 Platinum ASPは月額300〜400円程度を見込むという。

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