ジュニパーネットワークスは、WANルーティング機能とUTM機能を兼ね備えたセキュリティアプライアンス「Secure Services Gateway」(SSG)の新製品を発表した。
ジュニパーネットワークスは10月3日、WANルーティング機能とUTM(統合型脅威管理)機能を兼ね備えたセキュリティアプライアンス「Secure Services Gateway」(SSG)の新製品、「SSG 5」「SSG 140」を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、11月より販売を開始する。
SSGシリーズは、ファイアウォール/VPN、不正侵入防御(IPS)といったセキュリティ機能に加え、WANルーティング機能も備えたアプライアンス製品。同社が9月にリリースした専用OSの新バージョン「ScreenOS 5.4」を活用することで、アンチウイルスやアンチスパム/フィッシング、コンテンツフィルタリングといった機能も利用でき、UTMとして活用することが可能だ。
新モデルのうちSSG 5は、小規模視点や営業所、在宅勤務での利用を想定したモデル。WANインタフェースとしてISDN BRI S/T、V.92およびRS232シリアル/AUXのいずれかを選択できるほか、オプションで802.11 a/b/gの無線LANをサポートする。スループットはファイアウォールが160Mbps、IPSec VPNでは40Mbps。
一方SSG 140は、中規模支店/営業所向けのモデル。ファストイーサネットを8ポート、ギガビットイーサネットを2ポート備えるほか、WAN用拡張スロットを4基搭載している。スループットはファイアウォールが最大350Mbps、IPSec VPNは100Mbps。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.