弥生は10月17日、会計ソフトウェア「弥生」の最新版「弥生会計 07」シリーズおよび「弥生給与 07」を発表した。また、10月20日からは、パートナー支援を行う「弥生ソリューション・パートナー・プログラム」もスタートする。
弥生は10月17日、会計ソフトウェア「弥生」の最新版「弥生会計 07」シリーズおよび「弥生給与 07」を12月8日に発売すると発表。同時に、弥生製品と連動するソリューションの開発を促進する「弥生ソリューション・パートナー・プログラム」の説明も行われた。
弥生会計 07シリーズと弥生給与 07は、Windows Vista、Internet Explorer 7に対応。「NE」から名称変更となった「弥生会計 07 ネットワーク」ではSQL Server 2005にも対応し、15ライセンス、20ライセンス版が追加されるなど、成長にあわせて規模が拡大する中堅や中小企業に向けたラインアップが拡充されている。
また、弥生会計 07では、法人事業概況説明書の作成や残高試算表の表示オプションなど、ユーザーからの要望が多かった機能を追加。弥生給与 07では定率減税廃止など、各種法令の改正に準じた改良がなされている。
「弥生ソリューション・パートナー・プログラム(YSPP)」は、弥生製品に付加価値を加えてユーザーに提供するパートナーの支援をするもの。これにともない、新たに「弥生ソリューション・パートナー(YSP)」が募集される。YSPには10月20日より順次ソフトウェア開発キット(SDK)が提供され、カスタマイズやオプション機能の追加など、パートナーのビジネスチャンスの拡大を支援するという。
弥生ではこれらをもとに、クライアント/サーバ型が中心となる中規模事業所に向けたサービスを拡大していくという。
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