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» 2006年10月23日 16時15分 UPDATE

グーグルもヤフーも太刀打ちできない!? 検索連動型広告がケータイで活躍中 前編 (1/2)

インターネット広告市場で急成長を遂げた検索連動広告。今、モバイルインターネットの世界にもその勢力を広めつつある。その「仕掛け人」は、インターネットにおいてはヤフー(旧オーバーチュア サービシズ)、グーグルといった米国企業だが、ケータイ先進国である日本では、黒船に負けじと国産ベンチャーが旋風を巻き起こしているという……。

[アイティセレクト]

 国内のインターネットにおいて、検索連動型広告(※1)の躍進が注目されて2年ほど経つ。今ではインターネット広告市場の4分の1ほどを占めるようになった。「母国」ともいえる米国では、その割合はすでに5割近くに達している。そんな中、ついに国内のモバイル(※2)インターネット広告市場においても検索連動型広告が脚光を浴び始めた。

 きっかけは、インターネットおける検索連動型広告の二大巨頭の一角、グーグルがモバイルインターネットでの検索ビジネスに本格的に乗り出したことだろう。グーグルはKDDI(au)と提携し、7月より「EZWeb」のEZトップメニュー画面最上部にグーグルの検索窓を「開設」した。

 もう一つの巨頭であるヤフー(※3)も、モバイルの検索連動型広告を手掛けている。ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)を買収したソフトバンクと提携したことにより、同じ7月から「Vodafone live!」のトップページのトップメニューにヤフーモバイルへの誘導リンクを設けるなどし、露出度を一層高めている。

 こうしたことが、モバイルにおける検索ビジネスを一気に競争市場へと変ぼうさせている。インターネットで大成功を収めたといっていい、検索連動型広告ビジネスが、モバイルインターネットの世界にも土俵を広げてきたのである。

 とはいえ、検索連動型広告がこれまでモバイルインターネットの世界と縁がなかったわけではない。すでに、モバイルインターネット広告市場の1割程度を占めているといわれる。そしてそこには、国内のインターネットにおける検索連動型広告の黎明期から活躍する「老舗」ベンチャーが存在する。

※1 リスティング広告、キーワード広告などとも呼ばれる。

※2 ここでは、携帯電話のことを指す。

※3 ヤフーの検索連動広告を担っているのは、米ヤフーの完全子会社であるオーバーチュア。オーバーチュアはもともと米国本社(旧オーバーチュア サービシズ)の日本法人だったが、同本社が2003年に米ヤフーに買収され、同社の一部門(ヤフーサーチマーケティング)に統合されたのに伴い、米ヤフーの完全子会社となった。ただ、日本法人は社名変更されずに現在に至っている。

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