「職場ではゲーム禁止」を徹底、ソフォスが機能強化へ

ソフォスは、企業向けウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus for Windows」の「Application Control」機能を強化し、ゲームの使用を管理、阻止する機能を追加する。

» 2006年12月14日 18時25分 公開
[ITmedia]

 ソフォスは12月14日、企業のエンドポイント向けウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus for Windows」の標準機能として提供される「Application Control」機能を強化し、新たにコンピュータゲームの使用を管理、阻止する機能を追加することを発表した。

 Sophos Anti-Virus for Windows Version 6.0/6.5は、企業のクライアント端末向けのウイルス/スパイウェア対策ソフト。Application Controlを組み合わせればさらに、VoIPやP2P、インスタントメッセージといったさまざまなアプリケーションの使用を、ポリシーに基づいて一元的に管理することができる。

 2007年1月に予定されている機能強化では、社員が職場のPCにゲームをインストールしたり、遊んだりすることを阻止できるようになる。具体的にはエレクトロニック・アーツの「Sims 2」「Fifa 07」、セガの「Football Manager 2007」など、15社のゲームを管理、阻止することができる。

 ソフォスはこの機能拡張によって、オンラインゲームの利用によるITリソースの負荷を軽減し、社員の業務効率の低下を防ぐことができるとしている。同時に、オンラインゲームに起因するさまざまなセキュリティリスクを防止できるという。

 なお、ソフォスが2006年9月に実施した調査によれば、システム管理者の62%がコンピュータゲームの使用によるセキュリティ/効率性への影響を重要な問題であると回答していた。

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