まず、機械的に処理できる準備手順の詳細は省く。以下の作業を行ったという前提で話を始めよう。
なお、次の点も注意だ。
.Microsoft_Live_GadgetSDK_RssGadget
↓この置き換えも必要
.Microsoft_Live_GadgetSDK_ITMediaHeadlines
<title>ITMedia Enterpirse Headlines</title>
ここまで実行したら、Windows Liveに登録して動作することを確認しておこう。
さて、ここからがソースコード書き換えの本番だ。ここでは以下の3つの作業を行う。
まずは、画面の構築から取り組んでみよう。
ここでは、チャンネルを切り替えるボタン2つ(前向きと後ろ向き)、そしてタイトルを表示するためのspan要素を追加すればよい。それらを1行に収めるため、p要素を親として配置しよう。つまり、以下のようなHTMLで記述すればよいわけだ。
<p><input……><input……><span>……</span></p>
Vistaのサイドバーガジェットであれば、このようなコードを直接書いてもよいのだが、Liveガジェットではできない。それでは、どのようにしてこれらの要素を追加するのかというと、DOMのメソッドを使う。
this.initializeに代入される無名のメソッドに以下のようなコードを追加しよう(getBaseMethodメソッドの呼び出しの後に挿入する)。
m_selectorEl = document.createElement("p");
m_el.appendChild(m_selectorEl);
var btnPrev = document.createElement("input");
btnPrev.type = "button";
btnPrev.value = "←";
m_selectorEl.appendChild(btnPrev);
var btnNext = document.createElement("input");
btnNext.type = "button";
btnNext.value = "→";
m_selectorEl.appendChild(btnNext);
m_channelNameEl = document.createElement("span");
m_channelNameEl.innerText = " *** ここにチャンネルの名前が入る予定 *** ";
m_selectorEl.appendChild(m_channelNameEl);
ちなみに、チャンネル名を表示するspan要素は、後から書き換えることになる。そのため、このノードは変数に保存しておこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.