Serene Bachにクロスサイトスクリプティングの脆弱性

ブログ作成/管理システム「Serene Bach」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見された。利用者にバージョンアップを呼び掛けている。

» 2007年01月05日 14時19分 公開
[ITmedia]

 ブログの作成/管理システム「Serene Bach」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があることが明らかになった。開発元が1月5日付で情報を公開した。

 対象となるのは、Serene Bach ver 2.05R/2.08D以前と、sb 1.13D/sb 1.18R以前のバージョン。Webページを出力する際の処理が不適切なため、任意のスクリプトが埋めこまれてしまう恐れがあるという。この結果、ユーザーが悪意のあるサイトに誘導され、ブラウザ上で意図しないスクリプトを実行される恐れがある。またバージョンによって、セッション情報または認証情報が漏えいする恐れもある。

 開発元とJVN、IPAでは、利用者に最新バージョンSerena Bach ver 2.09とsb 1.19Rへのアップデートを呼び掛けている。

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