ネットエージェント、「Winnyやめました」がホントかどうかを調べるソフト

ネットエージェントは、PCにおけるP2P型ファイル共有ソフトウェアの利用履歴やウイルス感染歴をチェックするソフトウェア「Winny特別調査員」の販売を開始した。

» 2007年01月17日 19時01分 公開
[ITmedia]

 ネットエージェントは1月17日より、フォレンジック技術を活用し、PCにおけるP2P型ファイル共有ソフトウェアの利用履歴やウイルス感染歴をチェックする「Winny特別調査員」の販売を開始した。

 Winny特別調査員は、CD-ROM形式で配布されるソフトウェア。フォレンジック技術を応用してPC内を検査し、WinnyをはじめとするP2P型ファイル共有ソフトウェアのインストール履歴や実行回数、最終利用日時を検出し、レポートする。同時に、Antinnyなど、情報流出の原因の1つとなっているウイルスの感染歴もレポートする。

 ネットエージェントでは、従業員や派遣社員、協力会社社員などとP2Pソフトウェア使用に関する誓約書を交わした上で、その内容が実行されているか、また報告されていないAntinny系ウイルスの感染がないかを確認するといった利用法を想定している。

 検査結果は、あらかじめ指定したWebサーバに送信される。検査用CDメディアに個別のIDを付けることにより、検知結果と使用者を照合する仕組みだ。また、同ソフトによる検知を実行しなかったIDを抽出することもできる。

 Winny特別調査員で調査可能なソフトウェアはWinnyのほか、Share、Perfect Dark、cabos、limewire、BitComet。価格は1クライアント当たり200円から(ISOイメージの場合)で、100ライセンス以上からの販売となる。

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