携帯電話のフルブラウザで、業務システムをサクサク使う

プログラマーズファクトリは、独自のデータ軽量化技術を用いて、携帯電話から円滑に業務システムを利用できるサービスを開始する。

[ITmedia]

　プログラマーズファクトリは1月19日、UARTに対応し、既存の業務システムを携帯電話端末から利用できるASPサービス「Scope Enterprise」を提供すると発表した。

　Scope Enterpriseは、データサイズをコンパクト化する独自技術「Spirit」を活用し、携帯電話端末から企業の業務システムを円滑に利用できるもの。端末からのアクセス時やセッション毎の認証、SSL通信、ユーザー管理が行えるほか、UARTやGPS機能とも連携させることができる。

　例えば、流通サービスでは商品の在庫管理や受発注業務などをセキュアな環境で効率化することができ、通信コストも削減できるとしている。営業支援や勤怠管理などの業務にも活用できるという。

　携帯電話の対応機種は、NTTドコモの505i／506i／701i／702i／703i／8xxi／900i／901i／902i／903iシリーズと、auのW21／W22／W31／W32／W33／W41／W42／W43シリーズ。UART機能は、N902i／N902iS／N902iX／N903iで利用できる。同社では、今後2年間で1万ユーザーの利用を目指す。