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» 2007年01月29日 16時27分 UPDATE

Bye-Bye iTunes:Amarokを使った快適ミュージック管理 (1/3)

iPodを入手したはよいが、iTunesを使うのはイヤという人もかなりの数いることだろう。大丈夫。iTunesを使わなくても、ミュージックコレクションの管理はLinuxとAmarokの組み合わせで十二分に処理できる。

[Joe-'Zonker'-Brockmeier,Open Tech Press]

 クリスマスにiPodをプレゼントしてもらった人も多いだろうが、iTunesを使うのはイヤという人もかなりの数いることだろう。大丈夫。iTunesを使わなくても、ミュージックコレクションの管理はLinuxとAmarokの組み合わせで十二分に処理できる。音楽の再生、CDへの焼き込み、ポータブルプレーヤへのデータ転送など、通常の楽曲データ管理で必要な機能はすべてAmarokに備えられているからだ。

amarok.jpg Amarok(Amarok Webサイトより)

 Amarokにおけるプレイリスト操作の全貌を把握するには、最初に少し時間をかけてインタフェースの構成を探索しておかなければならないだろう。まずAmarokの画面左側は、ミュージックコレクション、プレイリスト、ファイル、メディアプレーヤ、およびMagnatuneストアを操作する各種“ブラウザ”の表示領域とされている。なおMagnatuneストアは比較的最近に対応した機能なので、これが表示されない場合はAmarokのバージョンが古い可能性がある。

 特定のブラウザペインを表示させるには該当するタブをクリックし、非表示にするにはカレントブラウザのタブを再クリックすればいい。

 Amarokの画面右側は、演奏キューに登録されたトラックのタイトル、アーティスト、アルバム、演奏時間など各種情報の表示領域とされている。表示する項目を変更するには、ヘッダ行の該当フィールドを右クリックしてShow ColumnないしSelect Columnsを選択すればいい。Show Columnメニューでは非表示状態の項目を表示させることができるが、この場合は1度に1つのフィールドしか指定できない。これに対しSelect Columnメニューを選択すると、表示可能なすべてのフィールドがダイアログ上に一覧表示される。Select Columnダイアログでは、表示させるフィールドだけでなく表示順を指定できる。

 Amarokのミュージックコレクションでは、ソート順をユーザー指定できる。Collectionブラウザを選択すると、Amarokプレイリストインタフェースの画面左上にGroup Byボタンが見つかるはずだ。Amarokにおけるミュージックコレクションのソート順は、事前定義された設定が幾つか用意されているが、カスタム設定としてソートの優先順位を最大3個のフィールドを使って指定できるようにもなっている。ソートに利用できるのは、アーティスト、年度、ジャンル、作曲者、アルバムなどのフィールドである。

 プレイリストに楽曲を登録するには、プレイリストインタフェースの左側にあるCollectionブラウザをクリックしてから、追加したい楽曲を画面右側のプレイリストにドラッグすればいい。この操作は、アーティスト、曲名、ジャンル、アルバム、年度のいずれかを右クリックしてAppend to Playlistを選択するという方法でも行える。

 Amarokの操作インタフェースは、XMMSやWinamp風の小振りなプレーヤウインドウに切り替えることもできる。そのための設定は、Settings -> Configure Amarokを選択し、GeneralタブのGeneral OptionsにあるShow player windowというラジオボタンで指定する。またプレイリストインタフェースを表示させる必要がなければ、プレーヤウインドウのPLボタンをクリックすることで非表示化できる。

ミュージックコレクションへの楽曲の追加

 Amarokで楽曲を演奏するには、音楽ファイルの収録先をユーザーが指定する必要がある。具体的には、Amarokの初回起動時に表示されるウィザード上で、音楽ファイルのスキャン対象とするディレクトリを指定すればいい。また後々音楽ファイルを新規に追加することもあるだろうが、Amarokには登録フォルダを再帰的にスキャンするオプションも用意されている。通常の用途では、このオプションをオンにしておけばいいはずだ。

 Amarokを使い続けていくと、最初に指定したディレクトリ以外にも音楽ファイルを保存したいという場合も出てくるだろう。そのようなケースでAmarokに新規ディレクトリを追加認識させるには、Amarokの設定ダイアログを表示させ(Settings -> Configure Amarok)、Collectionボタンを選択する。右側のペインにファイルシステムツリーが表示されるので、後はここで認識させたいディレクトリを選択すればいい(複数指定可)。ただし新規に登録したディレクトリがスキャンされるのはAmarokの次回起動以後になる。

 ところで、Amarokの実行中に新たな音楽ファイルを登録ディレクトリに追加したらどうなるのだろう? そうしたファイルはAmarokに認識されることもあるが、認識されないこともあるのだ。こうした挙動の違いが何に起因するのかは不明だが、実際問題として、新規に追加された音楽ファイルが自動的に認識されるかは五分五分程度と考えておけばいいだろう。新規の音楽ファイルを強制的に認識させたい場合は、Amarokを再起動するか、ToolsメニューのRescan Collectionを選択すればいい。

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