Microsoft、ゲートウェイセキュリティの新製品発表

Whale Communicationsの買収を通じて取得した製品とMicrosoftのISA Serverを組み合わせた「Intelligent Application Gateway 2007」が正式リリース。

» 2007年02月02日 08時47分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは2月1日、新しいゲートウェイセキュリティ製品「Intelligent Application Gateway(IAG)2007」の正式リリースを発表した。OEM 2社が同製品を搭載したアプライアンスの製造に当たる。

 IAG 2007は、Microsoftが2006年にWhale Communicationsの買収を通じて取得したSSL VPN/Webアプリケーションファイアウォール製品と、MicrosoftのInternet Security and Acceleration Server(ISA Server)を組み合わせた製品。ネットワーク防御、リモートアクセス、エンドポイントセキュリティ管理、アプリケーションレイヤー保護機能が組み込まれている。

 MicrosoftはアプライアンスメーカーのCelestix NetworksおよびNetwork EnginesとのOEM契約も併せて発表。この両社がIAG 2007をプリインストールしたアプライアンスを製造し、各国でリセラーを通じて販売に当たる。

 料金体系とライセンス方式は簡素化を図り、スモールビジネスにとっても手ごろでコスト効率の高いSSL VPNを目指している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ