Borland、「Silk」製品シリーズを強化

Borland Softwareは、統合型テスト/品質管理製品シリーズ「Silk」の強化を発表した。Windows Vistaのサポートも追加されている。

» 2007年02月16日 08時00分 公開
[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK

 Borland Softwareは、統合型テスト/品質管理製品シリーズ「Silk」の強化を発表した。

 Borlandでライフサイクル製品のプロダクト管理ディレクターを務めるブラッド・ジョンソン氏によると、同社のLQM(Lifecycle Quality Management)ソリューションは、先ごろ発表したOpen ALM(アプリケーションライフサイクル管理)戦略の「4つの主要セグメントの1つ」だという。同戦略は他社の技術のサポートにフォーカスしたもの。

 BorlandではSilkシリーズの強化により、顧客が手作業によるテストプロセスを効率化し、パフォーマンステスト管理と自動機能テストを最新の開発環境向けに拡張するのを支援したいとしている。Borlandは昨年2月、Segue Softwareの買収に伴ってSilkツールを取得した。

 「Borland SilkCentral Test Manager」は、新しいEclipseベースのテスト機能を提供する。この機能は手作業によるテストプロセスを効率化するもので、テスト結果は自動的に集中管理コンソールに取り込まれる。「Test-to-code」と呼ばれる新しい影響分析機能も備える。

 「Borland SilkPerformer」は、新しいJMX(Java Management Extensions)モニタリング技術によりJavaサーバパフォーマンスの診断機能を改善する。Eclipse IDE(統合開発環境)も新たにサポートする。

 また「Borland SilkTest」では、Microsoft Windows Vistaのサポートが追加された。ジョンソン氏によると、Windows VistaおよびWindows XPの各64ビット版、Internet Explorer 7および.NET用のユーザーインタフェーステスト機能を提供し、これらの新しいポピュラーな環境を利用するアプリケーションの開発/テスト/配布が可能になるという。

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