仮想デスクトップでモバイル環境の情報漏えいを防止

SSL VPN接続と仮想デスクトップで持ち出し用PCの情報漏えいを防ぐサービスを三菱電機情報ネットワークとマクニカネットワークスが提供する。

» 2007年02月20日 20時08分 公開
[ITmedia]

 三菱電機情報ネットワークとマクニカネットワークスは2月20日、仮想デスクトップを利用して持ち出し用PCからの情報漏えいを防ぐ「モバイル・セキュア・ワークスペース」(MSW)サービスを3月16日から提供すると発表した。

 MSWサービスは、SSL VPN接続で持ち出し用PCからリモートアクセスした際に、仮想デスクトップを起動させて作業が行えるもの。接続終了時に仮想デスクトップ上で行った作業の全データが消去されてPC端末内にデータが残らないため、情報漏えい事故を防ぐことができる。

導入イメージ 導入イメージ

 既存のPCからWebブラウザだけで利用でき、導入の手間を軽減できる。これにより、シンクライアントのような大規模な設備を導入することなく、持ち出し用PCの情報漏えい対策が実施できるという。

 三菱電機情報ネットワークは、MSWサービスの販売および導入支援、24時間の保守サービスを提供する。マクニカネットワークスがMSWサービスにジュニパーネットワークス製SSL VPNアプライアンス機器などを提供する。

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