リモートアクセス端末にオンデマンドでセキュリティ機能を提供、マクニカ

マクニカネットワークスは、米Sygate Technologiesが提供するリモートアクセス端末向けのセキュリティ製品「Sygate On-Demand 2.5」の販売を開始する。

» 2005年05月27日 15時40分 公開
[ITmedia]

 マクニカネットワークスは5月27日、米Sygate Technologiesが提供するリモートアクセス端末向けのセキュリティ製品「Sygate On-Demand 2.5」を発表した。6月6日より出荷を開始する。

 Sygateは、パーソナルファイアウォール/エンドポイントセキュリティ製品の「Sygate Secure Enterprise」で知られるセキュリティ企業だ。これに対し今回リリースされるSygate On-Demandは、あらかじめ端末にソフトウェアをインストールしておかなくとも、オンデマンドでセキュリティ対策状況をチェックし、仮想化技術による安全な作業環境を提供するための製品である。

 Sygate On-Demandでは、企業などにリモートアクセスする際に、Javaアプレットを通じて端末におけるウイルス対策ソフトやパッチの更新状況をチェックし、管理者が定めたポリシーを満たしているかどうかを確認できる。

 また社内ネットワークにアクセスして作業する場合は、「バーチャルデスクトップ機能」によって、暗号化された仮想デスクトップ環境を提供。ここでは、悪意あるソフトウェアの動作を防止したり、外部とのネットワーク接続を制限してワーム/ウイルスのまん延を防ぐほか、ローカルディスクなどへの書き出しを制限し情報漏えいを防ぐ。セッション終了時には端末のWebブラウザに残された履歴やキャッシュ情報を削除する機能も備えている。

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