電子メール保存義務を怠り米証券5社が825万ドルの罰金ホワイトペーパー

ビジネスにおいて電子メールが果たす役割は大きくなってきている。裁判の証拠物件として使われることもあるほどだ。つまり、紙ベースの文書と同じように、過去の電子メールはすべて保存しなければならない時代なのである。電子メールを安全に保管するにはどうすればよいのか。

» 2007年03月01日 10時52分 公開
[ITmedia]

 ビジネスにおける電子メールの重要性を端的に示す事例がある。2002年12月、SEC(米国証券取引委員会)は電子メール保存義務を怠ったウォールストリートの証券会社5社に対して825万ドルの罰金を科した。米国ではSOX法、HIPAAなど、電子メールの保存を義務づける法律がある。

 これは日本においても同様だ。個人情報保護法や日本版SOX法では、明示的に電子メールを保存しなければならないとは記述されていないが、通信記録の必要性をうたっており、事実上メールアーカイブは必須だと考えるべきだ。メールアーカイブを行っていなければ、法律違反に問われてもおかしくない状況なのである。

 では、メールアーカイブはどのように行うべきなのだろうか。注意したいのが、「バックアップがあるから大丈夫」というわけではない点だ。バックアップは障害時のために行うものであり、目的がまったく異なる。メールアーカイブは、あとから改ざんできないように、削除も書き換えも不可の状態で保存されていなければならない。

 このホワイトペーパーでは、ミラポイントジャパンが、メールアーカイブに適したアプライアンスについて解説する。

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