NTTドコモはFOMAデータ通信を利用した社員の不正なネット接続を制限する法人向けサービスを開始する。
NTTドコモは4月1日から、FOMAデータ通信を利用したインターネット接続を管理者が制限できる法人向けサービス「ビジネスmoperaインターネット」を開始する。
同サービスは、企業の管理者がFOMAを使ったインターネット接続先を設定することで、業務に必要のないWebサイトへのアクセスを禁止できるもの。これにより、社員の不正なネット利用を制限できるほか、トラブルなどのリスクを削減できる。
サービスメニューは「VPN限定タイプ」と「URL制限タイプ」の2種類で、VPN限定タイプは、VPN経由による社内LANへのリモートアクセスに限定する。
URL制限タイプは、NTTドコモが制限対象とするカテゴリのサイトへのアクセスを禁止する「カテゴリ別サイトブロック方式」と、管理者が許可したサイトにのみアクセスできる「アクセス先指定方式」が利用できる。
また、URL制限タイプではHTMLや画像データを圧縮する「Web圧縮機能」やパケットフィルタリング機能も提供し、通信コストの削減とセキュリティを強化することができるという。利用料金は、FOMA端末1回線当たり月額315円(税込み)となっている。
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