日本HP、vPro対応のクライアントPC管理ソフト

日本HPは4月2日より、企業向けのソフトウェア配布/管理製品「HP Client Configuration Manager software」の販売を開始する。

» 2007年03月05日 19時37分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月5日、企業向けのソフトウェア配布/管理製品「HP Client Configuration Manager software」を発表した。4月2日より販売を開始する。

 HP Client Configuration Manager softwareは、数百〜数千台規模のクライアントPCの運用管理を支援するソフトウェア。各端末に導入されるエージェントを通じて、インベントリ情報やソフトウェアの導入/パッチ適用状況などを収集し、サーバ側で一元管理する。

 パッチの配布を一元的に行い、効率的なセキュリティ対策を支援するほか、ソフトウェア利用状況を把握することで、ライセンスの購入数の最適化などにつなげることができる。また、HP製PCを利用している場合は、BIOS管理や「HP ProtectTools」との連携といった形で、ハードウェアの管理も可能だ。さらに、インテルの「vPro」テクノロジーの対応により、管理者側からのリモートコントロールも可能という。

 Webベースの管理コンソールやウィザードによって容易に導入、運用できる点も特徴といい、価格は1万500円。HP製PCのみを対象に、機能を限定した「Basic Edition」も用意されており、4月2日より無償でダウンロード可能という。

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