プラスター、WebベースのPOSシステムの最新版をリリース

» 2007年03月14日 15時28分 公開
[ITmedia]

 プラスターは3月14日、世界初の完全WebベースのPOSシステム「@POS+」の新バージョンをリリースした。

 「@POS+」は、インターネットカフェやまんが喫茶など、時間貸し形態のサービス業に特化した、Webブラウザのみで操作可能なPOSシステム(独自ハーデンドLinuxベース)。営業店舗の複雑な料金体系や割引サービス、店舗間のデータ連携に柔軟に対応しながらも、店舗売り上げと座席の稼働率をリアルタイムに外部から参照させたり、会員動向や販売実績のリアルタイム分析、GIS(経度緯度情報)での顧客分布まで、ほかに専用端末などを用意することなく「@POS+」のみで対応することが可能。

 今回リリースされた新バージョンでは、2008年度施行予定の「日本版SOX法」(金融商品取引法)などを見越し、店舗スタッフのPOS操作履歴の取得機能や、売り上げデータの長期保存(7年間以上の保存)に対応するだけでなく、クライアント端末操作ログ取得製品「GateKeeper」を組み合わせて利用することで、顧客(会員/ユーザー)の店舗端末へのアプリケーションのインストール状況やURLアクセス、違法操作などの監視やロギングにまで対応する。

 価格はこれまでの最小構成130万円を大幅に見直し110万円に設定。また2007年4月中に商談が成約した企業に限り、特別価格99万8000円で提供する(最小構成価格)。同社は、小売店舗向けの「@POS+シリーズ」も強化することで、向こう1年間で100システムの販売を目指しており、同時に取り扱い代理店も募集している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ