トリスター、遠隔操作データ抹消ソフトウェアを発売

» 2007年04月16日 15時08分 公開
[ITmedia]

 トリスターは、WindowsVistaに対応した情報漏えい対策ソフトウェア「TRUST DELETE Vista対応版」を4月20日に発売する。

 同製品は、HDD内に保存されている個人情報や機密データを、消去対象データとしてあらかじめ設定しておくことで、そのHDDを搭載したPCが紛失または盗難にあった際に、遠隔操作でHDD内のデータを消去して、情報漏えいを防止できるソフトウェア。データを高速消去する「パフォーマンス優先」と、復元ソフトやデータ解析装置などに復元されないよう、米国国家安全保障局(NSA)方式で完全に抹消する「セキュリティ優先」の2種類から消去方式を選択可能。

 PCがインターネットに接続されておらず、消去指示を受け取れない状況を想定し、一定時間インターネットに接続しなかった場合は、消去対象データを見えなくする「不可視タイマー機能」が搭載されているほか、インターネットへの接続を促すダミーアラートを定期的に表示することもできる。

 消去したファイルの名前や消去完了日時などの詳細な情報は、「消去確認証明書」としてインターネットから取得可能。会社や組織で利用する場合など、重要なデータが適切に消去されたか確認することができる。

 価格は6279円。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ