ウォッチガードがUTMの新OS、ネットワーク機能を強化

ウォッチガードはUTMアプライアンス「Firebox X」シリーズの専用OSをアップグレードした。

» 2007年04月17日 19時34分 公開
[ITmedia]

 ウォッチガード・テクノロジージャパンは4月17日、UTM(統合セキュリティ)アプライアンス「Firebox X Core/X Peak」向けの新しい専用OS「Fireware 9.0」を発表、同OSを搭載した各UTM製品を同日出荷開始した。

 Fireware 9.0ではネットワーク関連機能が強化された。VPNフェイルオーバーやIKEサードパーティ認証などのVPN管理機能のほか、ポリシーベースのルーティングや複数のWAN回線間のフェイルオーバー、負荷分散機能といった可用性を向上させる機能もサポートした。同時に、スループット性能も向上している。

 同社のUTMには、ハイエンドのFirebox X Peak、フラグシップとなるFirebox X Coreなどがある。Fireware 9.0を搭載した本体の価格は、X Coreのエントリーモデルが37万2000円、同モデルのUTMバンドル製品が76万4000円、X Peakのエントリーモデルが203万2000円。新製品は各代理店を通じて販売される。

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