セキュリティ企業のWebsense、SurfControl買収へ

セキュリティ企業のWebsenseが、英SurfControlを4億ドルで買収する意向を発表。規模や製品ラインの拡大により、競争力を強化する狙い。

» 2007年04月28日 06時55分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業の米Websenseは4月26日、英SurfControlを買収する提案を行ったと発表した。買収取引は、Websenseの子会社Websense SC Operationsが、SurfControlの株式を現金で買い取る形で行われ、買収金額は総額2億100万ポンド(約4億ドル)程度。

 両社の取締役会はこの買収提案を全会一致で承認しており、買収取引は、米国および英国当局の承認を得た後、4カ月程度で完了する見通し。

 SurfControlは、オンデマンドソリューション「BlackSpider」など、Webおよび電子メール向けのセキュリティソリューションを提供している。WebsenseはSurfControlの買収により、規模と製品ラインを拡大、「グローバルなセキュリティソフト企業と、より効果的に競合できる」とし、特に中小企業向けの事業の強化を図りたいとしている。

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