携帯電話のセキュリティ機能、使用は5割弱に

MMD研究所は、携帯電話のセキュリティに関する実態調査の結果を発表した。

» 2007年06月01日 22時49分 公開
[ITmedia]

 モバイルマーケティングデータ(MMD)研究所はこのほど、11のモバイルサイトで実施した携帯電話のセキュリティに関する実態調査を発表した。調査期間は5月18日〜21日の4日間で、有効回答総数は4072。調査属性は、年代別が30代で31.7%で最も多く、職業別では会社員が36.8%を占めた。

 調査結果によると、回答者全体の約6割が購入時から携帯電話の暗証番号を変更していることがわかった。また、セキュリティ機能で保護している部分は「メール受信内容」が全体の5割弱を占めた。

一方、「セキュリティを利用していない」と答えた回答者に対して理由を聞いたところ、全体の5割強が「設定や解除が面倒」と回答した。

 また、他人の携帯電話への接触に関して、「他人の携帯電話を無断で見たことがある」と答えた回答者は、男性の18.3%に比べて、女性が30.0%となった。回答者の7割強が「メール受信内容を見た」と回答した。逆に「他人にみられたことがある」という回答者は、男女とも約3割となった。無断で見た相手もしくは無断で見られた相手の質問では、どちらも5割以上が「交際相手」と回答している。

 同社では、今回の調査結果を無償で公開している(登録が必要)。

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