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» 2007年04月28日 07時30分 公開

ケータイの防衛大作戦:携帯電話を取り巻く脅威(基礎編) (1/2)

もはや生活インフラとなった携帯電話。ケータイを狙う犯罪が心配される中、どのような危険が潜み、対策が取れるのか。NTTドコモの講演から紹介する。

[ITmedia]

 国内の携帯電話ユーザー数は、2007年3月末現在で9671万7900回線(TCA発表)に達し、PHSも加えると1億台を超える。すでに、携帯電話やPHSは生活インフラとして、無くてはならない存在になったと言えるだろう。

NTTドコモの中村典生氏

 PCの世界はウイルスやフィッシング詐欺、スパムなど多様な犯罪が毎日多発しているが、携帯電話でもPCのような犯罪が起こらないとは限らない。RSA Conferance 2007では、NTTドコモの中村典生氏(ソリューションビジネス部第二開発担当部長)が、携帯電話のセキュリティを紹介した。

 現在の携帯電話に通話やメール、インターネット閲覧だけでなく、PCのドキュメントデータや電子マネー、身分証明などの機能も搭載されている。極めて機密性の高い情報を扱うツールとなった。

携帯電話で懸念されるネットワーク犯罪

 中村氏は、PCと同様に携帯電話でも起こりうる犯罪として「情報漏えい」「フィッシング詐欺」「スパムメール」「ボット」が特に危険視されるという。国内での被害報告はないものの、海外では携帯電話を狙ったウイルスの発生も確認されている。

 高機能化が進んだ結果、携帯電話端末はPCのようにソフトウェアへの依存度が高まった。また、OSには端末メーカーが独自に開発したものを利用するケースが多いが、最近ではSymbianやWindows Mobileのように汎用的なOSを利用する機会も増えている。

 ボット犯罪は、こうしたOSやソフトウェアの脆弱性を利用して端末内に不正プログラムを侵入させたり、メールの添付データやインターネットからユーザーの気付かぬうちに不正プログラムをダウンロードさせるといった手法が取られることが多い。

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