マイクロソフト、AMD-VとIntel VTをサポートしたVirtual Server 2005 R2 SP1の無償提供を開始

マイクロソフトは6月12日、AMD-VとIntel VTをサポートしたVirtual Server 2005 R2 SP1の無償提供をWebサイト上で開始した。

» 2007年06月12日 17時59分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは6月12日、同社のサーバOSであるWindows Server 2003 日本語版上で仮想的なハードウェア環境を実現するアプリケーション、「Microsoft Virtual Server 2005 R2 Service Pack 1 日本語版」(Virtual Server 2005 R2 SP1)の提供をWebサイト上で開始した。

 Virtual Server 2005 R2 SP1は、ゲストOS(仮想環境で動作させるOS)として、x86版のWindows Server 2008およびWindows Vistaを新たにサポート。また、AMD VirtualizationやIntel Virtualization Technologyといったハードウェアによる仮想化支援技術を利用することで、より安定した仮想化環境の提供が可能となった。

 ゲストOSとしてサポート予定だったSUSE Linux Enterprise Server 10とSolaris 10については、「日本語版での動作を検証中」(同社広報部)であり、作業が終了次第、対応をうたっていくとしている。

 同社はこのVirtual Server 2005 R2 SP1によって、現在β3版の評価が各方面で進められているWindows Server 2008について、さらなる広範囲での検証作業推進を図りたい意向。

 Virtual Server 2005R2 SP1の提供方法は、同社のWebサイトからの無償ダウンロード、あるいは7月5日より始まるCD-ROM送付サービス(1050円:送料/消費税込)となる。

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