ケータイアップデートの煩わしさを解消するvCurrrent Mobileを発売、レットベント

レッドベンドは携帯電話のファームウェアを自動で更新するvCurrrent Mobileの最新版を発表した。

» 2007年06月29日 19時30分 公開
[ITmedia]

 レッドベンド・ソフトウェア・ジャパンは6月29日、携帯電話のファームウェアを自動更新する機能を備えたモバイルソフトウェア管理ツール「vCurrrent Mobileバージョン5」を発表した。通信機器メーカーや携帯電話事業者向けに提供される。

 vCurrrent Mobileバージョン5は、ユーザーが携帯電話端末を使用中でも、ファームウェアの更新データをバックグラウンドでダウンロードし、自動的にインストールする機能を世界で初めて搭載した。

 現在の携帯電話でファームウェアを更新するには、ユーザー自身がインストールを行う必要がある。vCurrrent Mobileの最新版では、通話中やメールを利用している最中でも自動更新されるため、ユーザーの負担が解消するという。

 このほか、更新中にエラーが発生した場合などにファームウェアを以前の状態に復帰させる機能や、更新作業を途中でキャンセルするといったプロセス制御機能の強化なども図られた。更新データのファイルサイズを最大で10%圧縮できるようになり、無線経由で更新データを配信する際の周波数帯域への負荷を軽減することができる。

関連キーワード

組み込み


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ