日立公共システムエンジニアリングは、手書きの訪問カードとICカードの入退室情報を連携管理するソフトウェアを発表した。
日立公共システムエンジニアリング (日立GP)は8月23日、手書きの訪問カードとICカードの入退室情報を連携して管理するソフトウェア「千客番来」を発表した。8月24日から発売する。
現在、オフィスや施設の入退出にICカードや生体認証を利用する企業が増加している。しかし外部からの訪問には、手書きの訪問者カードの情報をデータ入力して管理することが多く、運用面で負担になっていた。
千客番来は、カメラや画像処理装置、メモリなどが内蔵されたデジタルペンを使用する。専用の用紙に記入した情報を瞬時にデータ化し、ICカードによる入退室のデータと連携する。これにより、管理者は、退室状況をリアルタイムで把握できるほか、紙の管理やデータ登録の作業を削減できる。
2009年までに1000団体への販売を目標とする。
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