日立GP、改ざん防止用紙と同等な印刷文書を作成できるソフトウェアを発表

» 2007年04月11日 18時53分 公開
[ITmedia]

 日立公共システムエンジニアリングは4月11日、文書の偽造・改ざんを検知する印刷文書のセキュリティソフトウェア「紙の番人」の機能強化として、改ざん防止用紙と同等な印刷文書を作成するためのソフトウェア「紙の番人/複写検知」を発表した。製品は2007年7月から提供開始予定。

 偽造・改ざんに関する認知件数は増加傾向にある中、従来の改ざん防止対策は、専用の改ざん防止用紙を用いるケースが多かった。このソリューションでは、用紙の購入など、運用コストが増加するほか、印刷前の改ざん防止用紙の紛失や盗難による詐欺事件が発生し、管理面でのリスクもある。

 これに対し、「紙の番人/複写検知」では、不正な複写を行なった場合、明らかに複写と判別できる模様(複写模様)を印刷時に埋め込む。普通紙に自由なデザインの複写模様を埋め込めるため、運用コスト・管理リスクの低減を実現できるとしている。

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