ネットワールド、Windows Server 2008に対応した低価格インストーラ開発ツールを発売

ネットワールドは、Windows用インストーラ開発ツールの低価格なエントリーモデルとして、「InstallShield 2008 Express Windows日本語版」を発売する。

» 2007年08月23日 19時03分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドは、Windows用インストーラ開発ツールの最新版「InstallShield 2008 Windows 日本語版」に、新しくエントリーモデルとして「InstallShield 2008 Express Windows日本語版」(以下 InstallShield 2008 Express)を追加した。出荷開始は9月3日の予定。

 InstallShieldは、Windowsアプリケーションのインストーラを、シンプルなインタフェースで効率的に開発できる製品。インストーラ開発ツールのスタンダードとして多くのソフトウェア開発者に利用されている。

 今回発売するInstallShield 2008 Expressは、スクリプトを使用せず、チェックリストに従って作業することで、ベーシックなインストレーションをトレーニング不要で短時間で作成できる。最新のWindows Vistaに加えて、Windows Server 2008をインストール先のOSとして指定でき、.Net Framework 3.0やIIS 7.0などの最新テクノロジーもサポートする。また、ソフトウェアの新しい提供モデルとして注目されているSaaS(Software as a Service)に対応したWebアプリケーションのインストール環境を開発することも可能。

 さらに、Windows Embedded CE 6.xのサポートにより、モバイルデバイス用のインストーラを簡単に作成することができ、Pocket PCやSmartphone、Palm端末といった、Windows CEプラットフォーム全体に対応できる。

 価格はオープンプライスだが、ネットワールドのオンラインショップ価格は、9万5550円(税込み)。また、サブスクリプションと10インシデントのサポートをセットにした「InstallShield 2008 Express日本語版 メンテナンスパック」も提供する。価格は18万7950円(税込み)。

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