振る舞い検知などマルウェア対策機能を追加したアンチスパイウェア新版

ウェブルート・ソフトウェアは8月28日、アンチウイルス機能を搭載したスパイウェア対策専用ソフトの新バージョンを発売した。

» 2007年08月28日 20時06分 公開
[ITmedia]

 ウェブルート・ソフトウェアは8月28日、スパイウェア対策ソフトの新バージョン「Spy Sweeper with AntiVirus 5.5」を発売した。最新バージョンでは、未知の脅威に対応するマルウェアの振る舞い検知やメール添付ファイルスキャンの機能を追加したのが特徴。

 Spy Sweeperはスパイウェアを検出、削除するスパイウェア対策機能にウイルス対策機能を組み入れたソフトウェア。ウイルス対策機能はSophosの技術をライセンスしており、新バージョンでは同社の振る舞い検知技術「Behavioral Genotype」を利用して未知のマルウェアによるゼロデイ攻撃を防ぐことができる。また、電子メールの添付ファイルをスキャンして、有害なプログラムやコンテンツを含むファイルを自動的に検疫する機能を新たにサポートした。

 さらに、システムの挙動を監視してActiveXやBHO(ブラウザヘルパーオブジェクト)など、不審なプログラムの侵入を防ぐスマートシールド機能において、スパイウェアに狙われやすい個所の変更を常時監視するようリアルタイム保護機能を強化した。

 ダウンロード版の価格は1ユーザーが5250円、3ユーザーが6510円(いずれも税込み)。Windows Vista/2000/XP搭載PCで動作する。

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