KDDIは、上り通信速度が1.8Mbpsのデータ通信カード「W04K」を発売する。イントラネット接続時は定額プランも利用できる。
KDDIは、携帯電話回線としては上り通信速度が国内最速となる京セラ製のデータ通信カード「W04K」を10月下旬に発売する。法人利用を想定し、データ通信カードとしては国内で初めてGPSユニットを内蔵する。
W04Kは、最大通信速度が上り1.8Mbps/下り3.1MbpsのCDMA2000 EV-DO Rev.A方式に対応し、PCやPDAなどのCFスロット、PCMCIAスロットに接続して利用できる。GPS機能を内蔵するほか、接続先限定機能も搭載する。これにより、接続先を社内のメールサーバや業務システムに限定するといった設定ができ、利用目的に応じたソリューションとしても導入できるという。イントラネット接続専用の定額制プラン「WIN DATA CARD定額サービス」に対応する。
価格はオープンで、同社では10月2日から千葉・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」に参考出品する。
製品名 | W04K |
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通信方式 | CDMA2000 EV-DO Rev.A/CDMA 1X WIN/CDMA 1X |
本体サイズ(幅×高×厚さ) | 約43ミリ×約73ミリ×約4.9ミリ |
本体形状 | CFカードインタフェース |
重さ | 約30グラム |
対応OS | Windows 2000/XP/Vista/PocketPCシリーズの各日本語版 |
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