蒼天、PC管理にセキュアなリモートサポートサービスを導入

蒼天は、クライアント管理ソフト「LogVillage」の運用支援サービスを拡張し、リモートから直接端末を操作できるようにした。

» 2007年09月27日 13時51分 公開
[ITmedia]

 蒼天は9月27日、Windows PC管理ソフトウェア「LogVillage」の運用支援サービスに、リモートから直接サポート作業を行うサービス「リモートサポートサービス」を追加したと発表、同日よりサービスを開始した。

 LogVillageは、エージェント(常駐ソフト)レスで管理対象のクライアントPCのアプリケーションの操作履歴(ログ)、ハードウェア/アプリケーション情報などの資産情報を収集/管理するソフトウェア。「LogVillageソムリエ」は製品の標準保守サービスとして、管理対象PCの情報収集や設定、運用ルールの立案からWindows Update情報の提供までの運用サポートを行うもの。

 従来のLogVillageソムリエは、ユーザー企業が同社のサポートセンターに電子メールやFAXで問題発生時の現象を説明したりログデータを送付したりといった手間が掛かっていたが、オンライン・リモートサービスでは、蒼天のサポートエンジニアがクライアントPCやLogVillageを直接操作できるようにすることで、システム管理者の負担軽減を図った。ユーザーがWebブラウザ経由でサポートに問い合わせることで利用でき、費用やソフトウェアを新たに追加する必要はない。

 またサポート時に、ユーザーがサポートセンターに対して、操作するアプリケーションの指定やパスワード入力の禁止などを任意に行えるようにし、セキュリティにも配慮した。サポートセンターとユーザー間の通信はSSLで暗号化され、オペレーターの操作履歴を動画あるいは音声として記録できる。

 なお、リモートサポートサービスにはOrangeOneのリモートコントロールシステム「RemoteCall」が利用されている。

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