「ネット犯罪の被害、30万円まで補償します」、トレンドマイクロが保険付きウイルスバスター限定版

トレンドマイクロは、キャッシュカードや個人情報の不正使用による金銭被害を最大30万円まで補償する保険をセットしたウイルスバスター2008を限定販売する。

» 2007年10月18日 17時37分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは、キャッシュカードや個人情報を不正に使用されたことによる金銭被害を最大30万円まで補償する保険が付帯する「ウイルスバスター2008 初回限定版 個人情報安心パック」を発売する。アメリカンホーム保険の商品をセットした計10万本の初回限定版で、19日よりオンラインショップで販売を開始、店頭での販売開始は26日となる。

 ウイルスバスター2008は、「Webからの脅威」に着目し、従来のパターンマッチングによる対策に加え、WebサイトのドメインやIPアドレスを基準に安全性を評価する「Webレピュテーション」やシステムの不正変更監視など、多層的な防御策を可能にしたセキュリティ対策ソフト。

 ウイルスバスター2008に保険をセットした限定版では、製品のユーザー登録期間中、キャッシュカードやクレジットカードといった支払用カードやインターネットバンキングで利用する個人情報を財産を侵害する目的で不正使用されたことによって金銭的被害を被り、金融機関から損害額の補償が受けられない、あるいは全額が補償されない場合に、1件の事故につき(または補償期間通算で)最大30万円までの補償を行う。また、ネット上の被害だけでなく、盗難、偽造、変造、スキミングなどによる日常生活上の被害も補償の対象となる。

 補償を受けられるのは限定版を購入後、2008年10月31日までにユーザー登録を完了した個人ユーザー。補償期間は登録日から初回サポートサービス期間終了日までの1年間。通常のユーザー登録をすれば、別途保険の加入手続きをする必要はない。

 価格はパッケージ版が5980円、ダウンロード版が4980円。通常販売の1年版と同じ価格設定になっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ