日本IBM、クアッドコア4個搭載のx86サーバを発表

日本IBMは、クアッドコアXeon X7350を1ユニットに最大4個搭載可能なx86サーバのエンタープライズ向けハイエンドサーバ「IBM System x 3850 M2」を発表した。

» 2007年10月18日 23時04分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは10月18日、x86サーバのエンタープライズ向けハイエンドサーバ「IBM System x 3850 M2」を発表した。

IBM System x 3850 M2 IBM System x 3850 M2

 同製品は、IBMが9月に発表したx86サーバアーキテクチャ「X-Architecture」の第4世代向けチップセット「X4」を採用した4Uサイズのラックマウントサーバ。CPUにクアッドコアXeon X7350(2.93GHz)もしくはデュアルコアXeon E7210(2.40GHz)などを1ユニットに最大4個搭載できる。DIMMソケットは32個用意されており、現時点での最大容量は4Gバイトメモリ×32の128Gバイトだが、2008年第1四半期以降に8Gバイトメモリを投入予定で、その場合1ユニットで256Gバイトまで拡張できる。

 このユニット単体で従来のハイエンドモデルに比べ3.2倍のパフォーマンスを実現するが、ユニットをビルディングブロック方式で拡張することで、最大4ユニット/16ソケットまでサポートする機能を2008年第1四半期に提供開始の予定。

 価格は219万4500円からで、12月14日から出荷予定。

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