Sun、JREの脆弱性修正パッチを公開

SunのJDK、JRE、SDKの脆弱性は、悪用されるとシステムを完全に制御される恐れがある。

» 2007年10月24日 08時43分 公開
[ITmedia]

 Sun MicrosystemsのJDK、JRE、SDKに深刻な脆弱性が見つかり、Sunが修正パッチを公開した。

 仏FrSIRTによると、脆弱性は仮想マシンのエラーに起因する。悪用されると不正アプレットを使ってローカルファイルの読み取り・上書きをしたり、アプリケーションを実行することが可能になり、セキュリティ制限をかわされシステムを完全に制御される恐れがある。

 影響を受けるのは、Sun JDK/JRE 6 Update 2、JDK/JRE 5.0 Update 12、SDK/JRE 1.4.2_15、SDK/JRE 1.3.1_20およびそれ以前のバージョン。

 それぞれの脆弱性に対処するアップデートとして、JDK/JRE 6 Update 3、JDK/JRE 5.0 Update 13、SDK/JRE 1.4.2_16、SDK/JRE 1.3.1_21が公開されている。

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