NEC、蛍光灯で動く無線LAN対応監視カメラを開発

NECは、世界で初めて蛍光灯から電源が取れる無線LAN対応の監視カメラを開発した。

» 2007年11月29日 17時20分 公開
[ITmedia]

 日本電気は11月29日、世界で初めて蛍光灯から電力供給が行える無線LAN対応監視カメラを開発したと発表。電源や映像伝送の配線工事の負担が減るという。

 同カメラは、既設のインバータ用直管型蛍光灯にリング状の電力取得部品を取り付けるだけで電力を得られる独自開発の「蛍光灯給電技術」に対応。カメラには取得電力に応じて撮影頻度を自動制御する機能が搭載され、IEEE802.11bの無線LAN網を利用して、映像を伝送できるという。

取り付けイメージ
給電の仕組み

 同製品を用いることで、迅速な設置・導入が行え、店舗や企業内などの映像監視システムを低コストに導入できるメリットがあるという。同社では12月5日から東京ビッグサイトで開催するプライベートイベント「iEXPO2007」に同カメラを出展する。

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