ネットワークセキュリティ事業を展開するコムスクエアは、サーバ監視ソフトウェア「PATROLCLARICE」を機能強化した。
コムスクエアは12月5日、Webビジネス事業者などに向けてサーバネットワーク監視ツール「PATROLCLARICE」の最新版となるVer3.0.0を発売した。
PATROLCLARICEは、サーバにエージェントを必要としないソフトウェア。サイトの表示やリンクが正常かどうかを監視してWeb改ざんを防ぐ機能や、サーバやネットワーク機器が動作しているかを一定間隔で監視する機能などを持つ。
最新版では、ルータやスイッチなどのネットワーク機器から障害時にsnmptrapを受信・検知する機能や、Windowsのパフォーマンスデータを取得して(NETBIOSを使ってサーバへログインする必要あり)障害を未然に防ぐ機能などが追加された。
ライセンス価格は30万円から。そのほか年間使用料や月額使用料が必要となる。
同シリーズは、サーバやネットワークの運用・監視・保守などを請け負う事業者や官公庁・地方自治体を中心に、約40社で導入実績がある。
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