Wikipediaユーザーの過半数、「内容疑わしい」

ユーザーの過半数がWikipediaの内容を疑わしいと思っていることが明らかになった。アイシェア調べ。

» 2007年12月07日 19時33分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは12月7日、オンライン百科事典「Wikipedia」の利用における意識調査の結果を発表した。同社のメール転送サービスを利用しているユーザー765人(男性56%、女性44%)が調査対象。

 Wikipediaの認知度は90%で、検索エンジン経由での利用が78.8%となった。Wikipediaサイト上で検索しているのは19.7%となり、別のWebサイトを検索中にWikipediaにたどり着いたといえる。検索対象はタレント・著名人・有名人などの人名が62.6%でトップ。歴史、書品、文化と続く。

 誰もが編集できる点について、実際に内容を編集したことがあるのは6.9%とわずか。内容の信用度では、信用していると答えたのが39.4%に対し、55.6%が疑わしいと思うことがあると答えた。信用していないのは5%。過半数は疑いを持ちながら利用していることが明らかになった。

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 信用していないと回答した人の理由は、「記載された内容が自由に改変可能なため」が40%、「中立的でない、主観が入ってるが38.5%と票を集めた。

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