Intel in Akiba 2007 Winter――初音ミクの声優、藤田咲さんも登場(2/2 ページ)

» 2007年12月23日 16時22分 公開
[大山貴弘,ITmedia]
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 この日の目玉は、藤田咲さんとライター藤本健氏が登場するスペシャル・ステージ。DTMソフトウェア『VOCALOID 2』シリーズの「初音ミク」の声優を担当した藤田咲さんが、30年近いDTM使用歴を持つという藤本健氏とともに、CPUの性能の向上に合わせて進化を遂げたデスクトップミュージックについてのディスカッションを行った。

 藤本氏が「初音ミク」の音声収録について藤田さんに話を向けると、“ド・ミ・ソ・ド”の音階などで文字の羅列を2日間、合計6時間かけて歌声を録音した、という制作秘話が明かされた。また、「初音ミク」の歌う曲が(藤田さん自身には)にどう聴こえるか、という質問に対しては「自分が歌っているというより、自分が収録したものから進化して出てきた初音ミクが歌っているという感覚です。それが(初音ミクを使っている)皆さんにとっても良いことだったんじゃないかと感じています」とのこと。

 最後に、藤田さんがその場で音声を吹き込んだ目覚まし時計がプレゼントされる抽選会が行なわれ、集まったファンからは大きな歓声が。イベントは大いに盛り上がった。

藤田さんがステージに姿を現すと、イベントの盛り上がりは最高潮に。会場に入りきれないほどギャラリーが集まり、一時入場が制限された
13時と17時の二度行なわれたプレゼント抽選会、その両方で当選する強運の持ち主も。思わず藤田さんも「空気読んでくださいよ!」と苦笑

 「Core 2 Extreme」の解説を中心とするインテル・セッションでは、インテルの技術部やマーケティング部のスタッフが壇上に立ち、CPUの役割の説明や、プロセッサ技術の歩み、高性能かつエネルギー効率にも優れた最新のシリコンテクノロジーについての解説などを行なった。また当日は、マイクロソフトによるWindows Home Serverに関するセッションなども行なわれた。

インテル・セッションでは、マルチコア・プロセッサの基盤であるインテルCoreマイクロアーキテクチャーやXeonプロセッサなどが紹介された
日本サーマルティクはPCケースの体験コーナーを実施、マイクロソフトはWindows Home Serverのガイドブックを配布した

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