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» 2008年01月16日 12時21分 UPDATE

Firefox Hacks:Firefoxを自動運転するツール、iMacros

iMacros for Firefoxを使うと、Firefoxを自動運転させることができる。Webブラウザで定期的に行わなければならない日常業務に役立てたり、サーバ/クライアント型アプリケーションの負荷テストなどにも利用できる。

[Chad-Files,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine

 FirefoxのエクステンションiMacros for Firefoxを使うと、Firefoxを自動運転させることができる。Webブラウザで定期的に行わなければならない日常業務がある、開発している最新Webアプリケーションのインタフェースを自動的にテストしたい、毎日1回クリックするだけで訪問したサイトをすべて記録したいといったときに利用できる。

 iMacrosはFirefoxの操作を記録し自動再実行するツールだ。Firefoxのエンジンを利用してFirefox上で行った操作を追跡しスクリプトとして記録する。このスクリプトを保存しておけば、後でロードして実行したり、コピーして別のコンピュータ上で実行したりすることができる。大概の無償Web自動化ツールとは異なり、おおかたのJavaScriptに対応しており、有償版(500ドル)ならFlash、Java、 Silverlightなど、種々のサードパーティー製プラグインもサポートしている(無償版はサポートなし)。

 iMacrosのメーカーiOpusは、Internet Explorer向けの無償iMacrosも提供している。スクリプトは共通に使えるため、例えば、いずれかでテスト用スクリプトを作成し両方で使うといったことが可能だ。

 iMacrosをインストールすると、メインナビゲーションバーにボタンが1つ増える。これをクリックするとサイドバーが開き、作成済みマクロの一覧と、マクロを操作するためのタブとボタンが表示される。

 Firefox上の操作をマクロとして記録するときはRecタブのRecordボタンをクリックし、ブラウザのウインドウに戻る。これで、その後のすべての操作がスクリプトとして記録されるようになる。iMacrosサイドバーのStopボタンをクリックすると記録は終了する。記録したマクロスクリプトはマクロ一覧に#Current.iimという名前で生成されている。スクリプトを実行するときは、PlayタブのPlayボタンをクリックする。自動運転中にスクリプトの実行を中止または一時停止することもできる(該当するボタンを押す)。

 記録したマクロを恒久的に保存するには、RecタブのSaveボタンをクリックするか、あるいは、#Current.iimマクロを右クリックし、表示されるメニューのRenameをクリックすればよい。

 マクロの保守管理も行える。中でも便利なのはマクロスクリプトを直接編集する機能だ。編集したいマクロを選択しEditタブのEdit Macroボタンをクリックすると小さなテキストエディタが開き、マクロが表示される。ここでマクロを修正できる。EditタブのOptionsダイアログでエディタを指定しておけば(エディタ以外の設定項目もある)、お好みのテキストエディタでマクロを編集できる。

 もう1つ、マクロを連続反復実行する機能も便利だ。PlayタブのMaxに実行回数を設定し、Play (Loop)ボタンをクリックする。この機能を利用すると、例えば、サーバ/クライアント型アプリケーションの負荷テストが行える。そのサービスを利用するマクロを複数のコンピュータ上で同時に反復実行するのだ。これで、実用環境で処理可能なトラフィックの上限を見積もることができる。

 わたしはiMacrosを常用しており、お陰でテストの時間をずいぶん節約できている。また、見落としていたバグを見つけたこともある。

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Chad Files ソフトウェア開発者で、執筆もこなす。アプリケーションソフトウェアの開発経験は10年以上、多くのオープンソースプロジェクトに開発者として参加している。


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