Microsoftと日本ビクター、特許のクロスライセンスで合意

米Microsoftと日本ビクターは、コンシューマー製品分野で特許のクロスライセンス契約を締結した。

» 2008年01月16日 12時41分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftと日本ビクターは1月16日、コンシューマー製品を対象とした特許のクロスライセンス契約を締結したと発表した。

 契約の詳細は明らかにしていないが、両社は契約の目的について重要な技術情報の交換や、特許技術を両社の製品へ相互に組み込むことなどとしている。契約の適用範囲は、2社がそれぞれに製造・販売するコンシューマー向け製品が中心。

 Microsoftでは、知的財産の特許戦略の一環として富士ゼロックスやケンウッド、京セラミタ、LG Electronics、NEC、Nortel Networks、Novell、ターボリナックス、オリンパス、Samsung、セイコーエプソンなどと特許のクロスライセンス契約を締結している。

 なお、日本ビクターはケンウッドと2008年度中の経営統合を計画しているが、契約内容の変更の可能性になどについてマイクロソフト広報部は、現段階では日本ビクターとケンウッドそれぞれの内容に変更はなく、統合後については未定だと話している。

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