NTTドコモは、1台の携帯電話で2種類の電話番号やメールアドレスを利用できる2in1サービスを拡充する。会社名や個人名など異なる名義でも利用できる。
NTTドコモは1月30日、1台の携帯電話で2種類の電話番号やメールアドレスを利用できる「2in1」サービスを、3月3日から拡充すると発表した。契約名義が異なる場合でも利用できる。
拡充されるサービスでは、基本契約(Aナンバー)と2in1契約(Bナンバー)の契約名義が異なる場合に利用する。請求書も個別に発行される。例えばAナンバーを個人名義で、Bナンバーを会社名義などで利用し、1台の携帯電話端末で私的利用と業務利用を使い分けられるようになる。
また、基本使用料を840円に値下げするとともに、7種類の「2in1」専用の通話料金プランを新設する。AナンバーとBナンバーで異なる通話料金プランを利用できるが、データ通信料金は従来通りAナンバーの契約プランに準じる。既存ユーザーが拡充サービスを利用する場合には別途申し込みが必要になる。
プラン名称 | 月額基本使用料(無料通信分) | 通話料 |
---|---|---|
タイプ2in1 | 840円(なし) | 21円/30秒 |
タイプSS 2in1 | 2100円(1050円) | 21円/30秒 |
タイプS 2in1 | 3150円(2100円) | 18.9円/30秒 |
タイプM 2in1 | 5250円(4200円) | 14.7円/30秒 |
タイプL 2in1 | 8400円(6300円) | 10.5円/30秒 |
タイプLL 2in1 | 1万3650円(1万1550円) | 7.875円/30秒 |
タイプビジネス 2in1 | 8610円(5775円) | 10.5円/分(時間帯や通話先により変動あり) |
ファミリーワイド 2in1 | 1470円(なし) | 26.25円/30秒 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.