JCS、RAIDサブシステム一体型NASを発売

日本コンピューティングシステム(JCS)は「RAIDサブシステム一体型 NAS(Network Attached Storage)」の新版を発表した。3月3日から販売を開始する。

» 2008年02月25日 18時14分 公開
[ITmedia]

 日本コンピューティングシステム(JCS)は2月25日、「RAIDサブシステム一体型 NAS(Network Attached Storage)」の新版を発表した。3月3日から販売を開始する。

 発売するのはLinuxカーネル2.6ベースの新NAS OSを搭載する「Type NL2-3U」。パフォーマンスと機能、堅牢性を強化した。搭載するLinux NAS OSは、独Open-Eの最上位エンタープライズ版NAS OSである「Open-E DSS(iSCSI対応)」をベースに、同社とOpen-Eが共同で日本市場向けの機能拡張とローカライズを実施した。

Linuxカーネル2.6ベースの新NAS OSを搭載する「Type NL2-3U」

 NAS OSのチューニングにより高速性と信頼性を実現した。レプリケーション、スナップショット、バックアップユーティリティなどNASに要求される機能も標準で搭載している。搭載した機能を一括管理する専用ツールは、オンラインヘルプを含めてすべて日本語化した。

 運用環境や用途に合わせて、CPUやネットワークの種類、ストレージ容量を自由に選択できるのも特徴という。

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