JCS、RAID 6をサポートしたラックマウント型RAIDサブシステムを発売

JCSは、「JCS Disk Arrayシリーズ」の新製品として、RAID 6に対応した、ラックマウント型ディスクアレイ2機種を発売した。

» 2004年07月22日 11時37分 公開
[ITmedia]

 日本コンピューティングシステム(JCS)は7月22日、RAID 6をサポートした「JCS Disk Arrayシリーズ」の新製品として、ラックマウント型ディスクアレイ「Type VCRVAL-3U」と「Type VCRVAL-2U」の2機種4モデルを発売したと発表した。

 2機種ともRAIDプロセッサに、従来のRAIDプロセッサの2倍のパフォーマンスを持つIntel 80321 I/Oプロセッサを搭載し、RAIDキャッシュは最大1Gバイト。RAIDレベルは0、1、3、5、0+1、JBODに加えて、RAID 5の耐障害性を高めたRAID 6にも対応した。OSに依存しないWebベースの管理ツールを内蔵している。

「Type VCRVAL-3U」 「Type VCRVAL-3U」

 VCRVAL-3Uは、高さ3Uの筐体にHDDを最大16基(6.4Tバイト。400Gバイト×16、RAID 0)搭載可能で、ホストインタフェースとしてUltra320 SCSI(Dual)を採用した「VCRVAL400016-3Uモデル」と、2Gbit Fibre Channel(Dual)を採用した「VCRVAL400016/FC-3Uモデル」を用意する。価格はVCRVAL400016-3Uモデル(120Gバイト×16基)で78万5400円(税込み)から。

 VCRVAL-2Uは、高さ2Uの筐体にHDDを最大12基(4.8Tバイト。400Gバイト×12、RAID 0)搭載可能で、ホストインタフェースとしてUltra320 SCSI(Dual)を採用した「VCRVAL400012-2Uモデル」と、2Gbit Fibre Channel(Dual)を採用した「VCRVAL400012/FC-2Uモデル」を用意する。価格はVCRVAL400012-2Uモデル(120Gバイト×12基)で60万6900円(税込み)から。

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