日立製作所は、統合システム運用管理製品「JP1」の新版を3月13日から発売する。
日立製作所は3月12日、統合システム運用管理製品「JP1」の新版を3月13日に発売すると発表した。
最新版では、企業システム内のオフィスPCの省電力設定を一元管理できるほか、データセンターのサーバを省電力で運用することも可能となった。
PCの省電力管理は、JP1のITコンプライアンス製品「JP1/NETM/Client Security Control」と「JP1/NETM/DM」を利用する。PCモニターの電源オフやCPUの省電力モードなどのポリシーを設定し、部署ごとにポリシーに適応しているかを時系列順にリポートできるようになった。JP1/NETM/Client Security Controlの価格は26万2500円から。JP1/NETM/DMの価格は17万8500円。
サーバの省電力機能は、小型無線センサー製品「日立 AirSense」と統合コンソール製品「JP1/Integrated Management」を使う。サーバラック上などに置いたセンサーが放熱などを検知し、コンソールに通知することで、熱異常などを把握できる。JP1/Integrated Managementの価格は315万円から。
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