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» 2008年03月19日 16時43分 UPDATE

JAIST、北陸地方で最大級のシステムを稼働

北陸先端科学技術大学院大学は、ONStor Bobcat 2280/SGI InfiniteStorage 4500、SGI Altix 4700などで構成される高性能システムの稼働を開始した。

[西尾泰三,ITmedia]

 石川県にある北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は3月19日、北陸地方では最大級となる高性能システムの稼働を開始した。

JAIST1.jpg 情報科学センター内に設置されたSGI Altix 4700

 同大学には、超並列処理研究システム(Cray XT3)、ベクトル処理研究用システム(NEC SX−8)、そして今回稼働を開始した情報科学センター内の情報環境システムの大きく3つの大規模システムが存在する。

 情報環境システムはファイルサーバシステムと超高速コンピュータで構成され、それぞれ日本SGIが提供しているONStor Bobcat 2280/SGI InfiniteStorage 4500SGI Altix 4700が採用されている。以前はAltix 3700が採用されており、そのときの共有メモリは768Gバイトだった。

JAIST2.jpg

 Altix 4700の構成は、1個のデュアルコア インテル Itanium 2プロセッサに、24Gバイトのメモリを搭載したプロセッサメモリブレード96台をNUMAlink4ファブリックで多重/多段に結合させている。2.25Tバイトの共有メモリを生かして、物性解析および新材料の開発、疾病の診断・治療支援、暗号化技術の開発、人工知能研究のための推論システムなどの用途で活用されるという。

 ファイルサーバは、ゲートウェイ型NASであるONStor BobcatとディスクアレイとしてSGI InfiniteStorage 4500を組み合わせる形で構成されている。大規模システムでゲートウェイ型NASが採用された珍しいケースとなる。現在、200Tバイトの容量をサービス領域とバックアップ領域に各100Tバイト割り当てており、同大学では、2000台以上のWindowsなどのユーザー端末と400台以上のUNIX端末から作成されたファイルの保存と共有をこのファイルサーバ上で行っていく考え。ONStor製品が採用された背景には、NFSとCIFSのマルチプロトコルに対応していることが特に寄与したとみられる。

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